丸太町橋・・・橋は人を、モノを、そして時代を運ぶ
鴨川を東西に横断し、丸太町通りをつなぐ橋である。
明治の末年に広軌による京都市営電気軌道(市電)が計画され、同時に道路の拡張工事も開始された。その際、当時西と南から烏丸丸太町まで通っていた市電が、大正2年4月16日、丸太町通から東大路までに延長される。
この時に丸太町通が広げられ、今のような広い道路となった。
烏丸通りから寺町通りまでは南側が削られた。東西の道は寺町通りで喰い違いになっているが、丸太町通りも寺町から西は北側に残る細い旧丸太町通りであった。
そのため、寺町通りから河原町通あたりまで斜めに新しい道路を作り、北側を拡張して鴨川を越えて熊野神社の参道を広げたという。
この時に架けられた鉄橋が丸太町橋である。現在見ることのできる丸太町橋は平成5年に完成した新橋である。
大正2年8月16日に盛大な渡初式のあったという。その市電も昭和51年3月31日をもって廃止された。
橋の西詰めに古い洋館がある。この洋館は旧京都中央電話局上分局であり、今はレストランになっている。橋マニアはここで食事を取りながら橋を眺めると良いだろう。
なお、丸太町橋に立つと、大文字の送り火の「大文字」と「船形」がよく見える。送り火マニアはこの橋に立って先祖の霊を見送ると良いだろう。
丸太町橋から見る鴨川は牧歌的でリラックスできる。写真には写っていないが裸で寝ている人もおり、非常に西海岸的な開放感に包まれている。海外へ行く経済力のない西海岸マニアはこの橋に立って西海岸の気分を満喫すると良いだろう。
| 丸太町橋 |
あくせす |

丸太町橋西詰めから橋を眺める。
鴨川からの風が心地よい。しかしいかんせん交通量の多い橋なので同じくらい、排気ガスも流れてくるが、そこは時代のアレだと思って了解されたい。 |
丸太町通りが鴨川を渡る瞬間!そこはすでに丸太町橋だ! |
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